先輩の声

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後期研修1年目の立場から

こんにちは。群馬大学耳鼻咽喉科シニアレジデント1年目の川﨑裕正です。

まだまだ医師としては未熟ではありますが、上級医の先生方の背中を見て日々充実した毎日を送らせていただいております。

ここでは1例として私の一週間の流れを簡単に紹介したいと思います。

 

月曜日:

病棟当番の日です。

受け持ち患者さんの診察を行うだけでなく、病棟内の急変にも対応しています。

加えて、病院実習の医学生の指導も行っています。

少しでも耳鼻科に興味を持ってもらえるよう、診察器具を用いて実際に耳鼻科的な診察を体験してもらうだけでなく、喉頭ファイバーで被験者の咽喉頭診察も取り入れたりしています。

 

火曜日:

当科は火曜日と金曜日が手術日です。

上級医執刀の手術に助手として参加するだけでなく、扁桃摘出術などは執刀医を務めます。

 

水曜日:

午前中は教授回診があります。教授が入院中の患者様を一人一人診察します。その際、受け持ち患者様の診察に立ち会い、状態と治療方針についてプレゼンしています。他の医師のプレゼンも聞くことで、耳鼻科入院中の患者さん全員について、治療と現状の概要を共有することができます。

午後は喉頭外来を担当しています。当科では月曜日、水曜日、木曜日の午後に専門外来を開いています。喉頭外来はそのうちの一つです。この外来では嚥下や発声に関する問題を扱っています。これらの問題により生活の質(QOL)を大きく損うことが多々あります。治療により改善し、患者様に喜んでいただけるよう日々邁進しています。

夕方にはカンファレンスがあります。手術適応のありそうな症例や治療方針が悩ましい症例を医局員全員で話し合い、コンセンサスを得ています。

 

木曜日:

桐生厚生病院の外来勤務に行っています。

市中病院と大学病院とでは、経験できる疾患構成が異なる傾向にあります。耳鼻科領域の疾患を幅広く診察できるよう、日々努力しております。

 

金曜日:

大学で一般外来を担当しております。

患者様からまだまだ学ばさせていただくことも多く、患者様に寄り添った医療を提供できるよう努力しております。

 

次に、シニアレジデント1年目の3人(川﨑、矢島、安塚)に耳鼻咽喉科の良さ、ひいては群馬大学耳鼻咽喉科の良さについて聞いてみました。

川﨑:

①子供が好きだし幅広い年齢層の患者様と関わりあいたい

②手技や手術などあれこれやってみたい性格な私、その2方向から耳鼻咽喉科を選択させていただきました。

そして声を大にして言いたいのは、入局してから更に耳鼻咽喉科の良さをより実感している点です。それもすべて、周囲の上級医の先生や同期2人に感謝です。

また、感覚器を扱う繊細さを日々ひしひし感じており、耳鼻科領域の中でどの分野の専門性を将来突き詰めていくかという贅沢な?悩みを味わっています。

 

矢島:

入局し半年、もちろん耳鼻咽喉科領域の良さも伝えたいのですが、何より群馬大学耳鼻咽喉科の雰囲気の良さを一番に感じました。

上級医とのチーム制での診療業務を行なっており、相談しやすい環境の中で毎日勉強出来るのはもちろん、休憩中には上級医からシニアレジデントまで皆で談笑したりとメリハリを持って業務に励む事ができています。

また指導体制が整っているため、手術手技等のスキルアップもサポートしていだだいています!

今後も少しでも良い診療が出来るよう頑張りたいと思います。

 

安塚:

私が耳鼻咽喉科医になろうと決めたのは、病院実習を一回り終えた頃でした。

大学にあるすべての科を一通り肌で体感した上で耳鼻咽喉科を選んだ理由は「フィーリングがもっとも合っていたから」です。と言っても、何も伝わらないですよね(笑)

その「フィーリング」を文字に書き下すと、おおよそ川﨑先生と矢島先生の書いている内容と同じになると思います。補足するとすれば、耳鼻咽喉科が内科と外科の両面を有することや、教授の人柄や、業務とプライベートのバランスの良さでしょうね。

個人的には、診察のたびにちょっとした処置や検査を行えるところも好みだったりします。

ところで、全国の病院勤務医20.2万人のうち、耳鼻咽喉科医がどれくらいいるのか、皆さんはご存じですか?答えは5629人です(2016年度)。これは勤務医のたった1.9%にすぎません。

一方で耳鼻咽喉科が取り扱う疾患数は、他科と比べても多いと言われています。つまり、病院において当科は、専門性の高い科として欠かせない存在であるということです!

皆さんも是非、耳鼻咽喉科を垣間見てみませんか?

 

 

<最後に3人から医学生や研修医の皆様へメッセージ>

耳鼻咽喉科は耳、鼻、喉と人々のQOLに直結する分野を主に専門とします。

そのどれもが専門性が非常に高く、奥の深い領域であると肌で感じています。

医局としても、十分な指導環境が非常に整っており、手厚い指導を受けることができます。

少しでも興味を持った方は、ぜひ見学や実習に来ていただければ、群馬大学耳鼻咽喉科の魅力について熱く語らせていただきます。

皆さんぜひ私たちと一緒に働きましょう!!

 

後期研修3年目の立場から

耳鼻科入局3年目の清水龍吾と申します。

初期研修2年を合わせると、医師として5年目となります。

入局1年目は群大病院で働かせていただき、2年目以降は公立館林厚生病院で働かせていただいております。

市中病院の耳鼻咽喉科での常勤勤務がどのような感じなのか、ここで紹介させて頂きたいと思います。

 

平日は、基本的に外来患者と入院患者の診察を毎日行なっております。

公立館林厚生病院は中規模の市中病院であり、軽い風邪や喉の痛み、めまいや耳鳴りなど、比較的軽い症状で受診される方もいれば、頭頸部腫瘍や顔面神経麻痺、上気道閉塞による呼吸困難などの比較的重症の方まで、実に様々な患者さんが受診されます。

多種多様な疾患に対応するのには苦労することも多いですが、その分貴重な経験をさせて頂いていると感じます。

もちろん手術も行なっております。

扁桃腺摘出や鼓膜チューブ留置などの小手術から、鼻内視鏡手術や頭頸部腫瘍、鼓室形成術、緊急気管切開など、幅広い手術を行なっております。

手術についてはまだまだ技量が足らず、多くを学ばせて頂いてい る段階です。

 

日々の臨床業務だけでなく、学会発表や論文執筆にも携わっています。

自分は今年に入り、当科(大学)における中咽頭癌治療についてまとめた論文を、耳鼻咽喉科臨床学会に掲載させていただきました

まとめ始めたのは入局1年目からでしたが、その当時はどのようにまとめたらいいかわからず、多くの先生方から御指導を賜り、入局2年目にポスター発表として学会発表を行い、その後も何度か添削を繰り返しながら、ようやく論文の掲載に至りました。

近松教授をはじめ、多くの先生方のご助力がなければ到底成し得なかったものでした。

本当に感謝の言いようがありません。

 

また、先日はレミエール症候群の貴重な症例を元に、耳鼻咽喉科感染症・エアロゾル学会に報告させていただきました。

発表にあたっては最新の知見も知っておく必要があったため、大変勉強になったと感じます。

 

私は耳鼻科医になって3年目であり、まだまだ知識も技量も未熟ではありますが、他の上級医先生方に支えられながら日々頑張っています。

将来を耳鼻咽喉科で考えている方がおられましたら、是非とも群大病院耳鼻咽喉科を検討して頂ければと思います。

これを見ている人の中に、将来同じ医局で共に働く人がいてくれれば幸いです。

 

 

後期研修4年目の立場から

耳鼻科入局4年目の櫻井です。

早いもので、医師になってから5年、耳鼻科に入局してから3年が経過しました。

来年には遂に専門医試験が控えており、月日がたつのはとても早いです。

 

私は現在、市中病院で勤務しておりますが、入局直後は大学病院で勤務しておりました。

当科の場合、後期研修1年目は大学病院に勤務し、上級医の先生方にマンツーマンで指導していただきながら、外来・病棟・手術について学びます。

いきなり一人で対応することなく、まずは上級医の先生の指導のもとで様々なことを経験できたので、恐怖心が和らいだのを覚えています(笑)

やはり新しいことは緊張しますよね。

 

耳鼻咽喉科では、感染症・めまいなどの内科的診療、頭頸部外科としての外科的診療、手術・化学療法・放射線治療を軸とした集学的な頭頸部がん診療、そして今後の医療のための基礎研究(近松教授の指導のもと、若手医師も大学院へ進学し基礎研究に従事しています)など、様々な方向性があります。

私もこの3年間で、処置や手術、病棟での患者受け持ち、一人での外来診療、海外での学会発表(とお買い物♡)、論文執筆など、本当にたくさんのことを学ぶことができました。

いわゆる臨床業務については、どなたもなんとなく想像がつくと思いますが、論文執筆や国際学会での発表については、自分では想像すらしていませんでした。

 

まず国際学会での発表ですが、私はIFOS(いわゆる世界耳鼻咽喉科学会)in パリにて、群馬大学の特徴である「重粒子線治療」を活かした発表を行いました。

海外学会に行きたい!と決めたあと、まずはおおまかな発表内容とデータ収集や考察等の方向性を考え、年齢、性別、病理診断、生存率や再発率などの統計をとり、発表のための資料作成に取り掛かりました。

もちろん自分だけで考えられるものではなく、近松教授はじめ上級医の先生方に、データ収集や統計処理の方法、発表内容の修正・添削など、なにからなにまで大変お世話になりました。

つらくになった時は、他のIFOSに行く先生方とパリに行きたい、ついでに買い物もしたいというモチベーションで乗り切りましたね。

やはり飴と鞭ではないですが、楽しいことを想像すると頑張れます(笑)

 

 

また、つい先日掲載となった私の論文ですが、学会発表と同様に、添削・修正のサポートを多くの先生方に細かく時間をかけてしていただきました。

論文ひとつ掲載するのに、こんなにも多くの人の手間と時間を要するということを初めて知り、だからこそ今回の初論文には並々ならぬ思いがあります。

自分の努力ももちろん必要ですが、それ以上に周囲の環境・多くの先生方のサポートがあったからこそ、ここまで頑張ることができました。

本当に恵まれた環境だったと、心より感謝しています。

 

 

臨床だけではなく、国内・国際学会や論文執筆、基礎研究など、耳鼻科にも実は様々な側面があることを知って頂けましたでしょうか。

自分の意思や努力も必要ですが、それを活かせる環境があってこその後期研修です。

群馬大学耳鼻科では、魅力的かつ個性的な上級医が皆さんをお待ちしております(もちろん若手での飲み会もありますよ!)。

一度見学に来ていただけたら、魅力的な先生方にノックアウトされることと思います(笑)。

皆さんと一緒に働けることを、心より楽しみにしています。

 

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