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医師ワークライフ支援

出産・育児の際に安心して働ける環境を整えています

当科では、産休・育休の取得に加えて、出産・子育てに配慮した勤務形態の提案(外来診療中心の勤務形態)も可能です。もちろん、手術や入院治療に精力的に取り組みながら子育てをされている医師もおります。

大学病院としてもそういった医師の支援に積極的に取り組んでおります。詳細は男女協働キャリア支援部門のページを御覧ください。

 

先輩の声

はじめまして。平成29年卒業の永田ゆりのと申します。

 

市中病院で勤務していた際に第1子を妊娠・出産しました。育児休暇を経て、子どもが生後5ヶ月のときに復職し、現在は大学病院にて勤務しています。

子どもと生活しながらの勤務は、以前までとは全く違うものになりました。手術や疾患の勉強をする時間を作ることや、子どものお迎えに間に合わせるため、時間内に業務を終えるよう効率よく働くことの難しさを、日々実感しています。自分の両親や夫の協力も不可欠ですし、息子も小さいながら毎日保育園に通っています。はじめは、保育園に慣れてくれるかな、寂しくないかな…と心配でしたが、毎朝にこにこの笑顔で、先生に抱っこされて奥に連れていかれます。寂しいのはどうやら私だけのようです…。

 

家族の協力にももちろん感謝していますが、職場の皆さまにもたくさんご配慮いただいて、本当にありがたく思っています。妊娠中に働いていた市中病院では、急な欠勤にご対応いただいたり、仕事を代わっていただいたり、無事に出産できたのは以前の職場の皆さまのおかげです。本当に感謝しています。また現在の大学病院では、勤務時間の相談にのっていただいたり、当直を免除いただいたり、職場の先生方の多大なご協力のもと、仕事をさせていただいています。その一方で、手術の執刀や外来業務は以前とほぼ変わらないような状況でさせていただいており、耳鼻科医としての成長もできるようご配慮いただいています。きめ細かな指導や相談しやすい温かい雰囲気など、以前も当科は恵まれた職場環境だと感じていましたが、妊娠・出産を経験してから、より実感するようになりました。

 

当科では私以外にも多くの医師が子育てしながら勤務しています。子育てしながら働いている方は、子どもの急病などで急にお休みをもらったりすることがあるかと思います。しかし子育てしている方に限らず、自分やご家族の病気などで、誰であっても急に働けなくなることはあります。当科は、情報共有を密に行い、そうしたときにお互いをカバーしあうことのできる職場だと思います。正直なところ、私は今助けていただいているばかりですが、そのような職場づくりに、今後は貢献していきたいと考えています。

このページを見て下さっている方は、少なからず耳鼻咽喉科に興味のある方かと思います。耳鼻咽喉科・頭頸部外科は、主に顔面から頸部まで、決して扱う臓器は広くありませんが、その疾患や診療範囲は幅広いことが特徴的です。私も耳鼻咽喉科の道へ進んで数年が経過しますが、まだまだ奥深く、興味のつきない分野だと日々感じています。再建手術を含む頭頸部外科、小児耳鼻科、アレルギー治療、基礎研究など、本当に多様性に富んでいます。女性医師に限らず、耳鼻咽喉科は働き方の選択肢が広く、様々な人のライフプランに合わせて働くことができると思います。

 

このページを見て下さっている方が、少しでも耳鼻咽喉科・頭頸部外科に、また当科に興味もっていただけたら幸いです。ぜひ一度見学にきてみてください。一緒に働ける日を心から楽しみにしています。

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