6月12日(日)に第113回群馬県地方部会が行われました!
群馬大学耳鼻咽喉科医会からは5人の若手医師が発表いたしました。
大学からは櫻井先生が「喉頭蓋に認めた乳房外Paget病の一例」と題し、非常に稀な喉頭のPaget病の症例について報告いたしました。
桐生厚生病院の萩原先生は「頭部MRIで診断しえた中枢性めまいの一例」について報告いたしました。
前橋赤十字病院の町田先生は「診断に苦慮した発熱・頭痛・頸部痛の一例」について報告いたしました。ちなみに正解は巨細胞性動脈炎(側頭動脈炎)です。
館林厚生病院の御任先生は「当科におけるナビゲーション併用ESSの報告」と題し、ナビゲーションシステムを併用した内視鏡下鼻内視鏡手術の取り組みについて報告いたしました。
富岡総合病院の寺内先生は「喉頭血管腫の一例」と題し、喉頭に発生し手術加療にて軽快した喉頭血管腫の症例について報告いたしました。
特別講演は横浜市立大学医学部 耳鼻咽喉科・頭頸部外科学 主任教授 折舘 伸彦 先生の御講演でした!
「ヒト乳頭腫ウイルスと頭頸部癌」と題し、ヒト乳頭腫ウイルスが関与する中咽頭癌を中心に、臨床における最新の知見からTCGA(The Cancer Genome Atlas)のデータに至るまで、縦横無尽かつ非常に分かりやすい内容で御講演頂きました。個人的にもとても興味がある分野なので、非常に勉強になりました。
皆様、お疲れ様でした。