第115回 日本耳鼻咽喉科学会群馬県地方部会学術講演会が、3月19日に開催されました。
今回は鹿児島大学大学院医歯学総合研究科 耳鼻咽喉科・頭頸部外科学 教授の黒野 祐一 先生を特別講演にお迎えし、アレルギー性鼻炎の薬物療法における留意点について、基礎的な内容から最新の内容に至るまで詳細にご講演頂きました。
また、一般演題では群馬大学の医局より8演題が発表されました。
前橋赤十字病院の町田先生は、海綿静脈洞症候群の一例について症例発表を行いました。
群馬大学の紫野先生は、小児嚢胞性疾患の3例について症例発表を行いました。
富岡総合病院の寺内先生は、悪性腫瘍を疑った副鼻腔炎の一例にについて症例発表を行いました。
私高橋は、「中咽頭癌患者末梢血のinflammatory biomarkerの検索と免疫学的解析」と題し、特に血中の単球数とそのsubsetについて解析し報告しました。
県立がんセンターの井田先生は、「T1-2N0舌癌における後発舌リンパ節転移の検討」と題し、後発舌リンパ節転移の新しい分類と治療について概説されました。
桐生厚生病院の多田先生は、「群馬大学における上咽頭癌患者の予後因子について」と題し発表されました。
群馬大学の清水先生は、「当科における進行中咽頭癌の臨床的検討」と題し、群馬大学における進行中咽頭癌の治療成績について解析し発表いたしました。
〆は、群馬大学の高橋准教授です。
「DAV化学療法に上乗せ効果があるか?」と題し、悪性黒色腫に対する重粒子線治療におけるDAV化学療法の上乗せ効果について検討し発表いたしました。
ご講演頂いた黒野先生、一般演題で発表された先生方、お疲れ様でした!