群馬大学医学部附属病院 初期臨床研修医1年目の小尾と申します。
私は現在、耳鼻咽喉科で研修を行っております。
そして、耳鼻咽喉科の先生方と一緒にIFOSで発表する機会を頂き、パリに行って来ました。
私の発表は学会3日目でした。
普通でしたら3日目ともなると気が緩んでくる頃ですが、発表を控えた私としましては、この日こそ最高のコンディションで臨まなければなりませんでした。
前日の飲酒を断ち、もちろん当日も断ち、事前に会場を下見して、何回もイメージトレーニングをする……
つもりではいたのですが、世の中多くのことが思い描いた通りにいかないのと同じように、気付いた時には発表が始まろうとしておりました。
発表自体は始まってしまえばあっという間でしたが、伝えたいことは過不足なく話せたと思っています。
帰国しましたら、今回発表した内容も含めて論文にまとめたいと思っております。
最後に、研修医という立場でありながら、国際学会への参加・発表という貴重な機会を頂きましたことを、近松教授、坂倉先生をはじめとした耳鼻科医会の先生方、同門会の先生方、そしてこの研究の根幹を数十年にも渡り築き上げてくださった安岡先生に、尽きることのない感謝を捧げたいと思います。
本当にありがとうございました。