医員の井田です。
今回も宴会のレポート、、、かと思いきや、久しぶりの全国学会レポートです。
第42回頭頸部癌学会@東京新宿へ参加させて頂きました。
当科からは近松教授と、私の二人が参加しました。
ランチョンセミナーにて「頭頸部がん免疫療法の”いま”と“これから”」のタイトルで我らが近松教授の講演があり、私もいち聴者として参加させて頂きました。
抗PD-1抗体を始めとした免疫チェックポイント阻害薬の出現により、頭頸部癌治療の領域で中でも最もHOTな領域がテーマのため、多くの聴者が参加されていました。
私自身、臨床とは異なり少し苦手意識のあった頭頸部癌免疫の基礎的な内容でしたが、近松教授のユーモアあふれるスライドとトークにより、本当に楽しみながら学ぶことができました。
基本的な内容から始まり、今回は更に癌免疫の少し深い部分まで、知識の海を”DIVE”することができました。
私は「頭頸部扁平上皮癌と鑑別を要した咽喉頭カンジダ症の2例」の演題で、ポスター発表を行ってきました。
内視鏡的に悪性疾患との鑑別を要するカンジダの慢性感染の像や、PPI長期投与が咽喉頭カンジダ症の発症リスクとなりうる可能性について発表しました。
また今回の学会中に、恒例の当科・歯科口腔外科・形成外科(及び放射線科:今回は残念ながら不参加)の合同宴会も催されました。
美味しい料理とお酒を酌み交わしながら、診療科間の親睦を深めることができ、貴重な時間となりました。
以上、簡単ですがレポートさせて頂きました。
学会に参加させて頂き、ありがとうございました。