SanDiegoよりこんにちは、ホームページ管理人の秀です。

日本を離れ、米国カリフォルニア州サンディエゴに暮らし始めて、早いもので１年が過ぎました。

過ぎてしまえばあっという間のような気もしますが、乏しい英語能力・実験技能や知識…こうした逆境の日々の中では、１年というのは永遠のように長く感じられました。

 

１年経って、当初２人だったスタッフも６人に増えたので、古株となった僕は新しいオフィスへ移りました。

念願のコーナーデスクとなり、PC作業が捗ります。

在籍しているVarner Labでは、adaptive immunity、特にmacrophageを標的とした新たながん免疫療法の開発を目指した研究を行っています。

僕は耳鼻科医なので、もちろん頭頸部癌のマウスモデルを用いた研究を主に行っています。

最近では、mass cytometry（CyTOF）やsingle cell sequencingといった比較的新しい実験手法をラボに取り入れる、切り込み隊長のような役回りを担っています。

こうした手法では、細胞１個１個ごとに遺伝子発現や蛋白発現を解析し、それをもとに免疫細胞をクラスタリング（特徴ごとにグループ分けすること）することが出来ます。

こうしたデータの解析はR言語を用いてコードを書きながら行う関係で、机にかじりつく時間が増えていたので、新しいデスクはとても快適です。

もちろんwetな実験もやってますので、毎日時間がいくらあっても足りない充実した毎日を過ごせています（＝キツイ 笑）。

 

趣味のランニングですが、実は家の近くにはたくさんの整備されたトレイルがあることに気付き、最近はトレイルランに目覚めてしまいました。

こうした静まりかえったトレイルを走っていると、日々の喧騒が嘘のようで、リラックス効果が半端ありません。

虫や蛇が大嫌いな僕は、トレイルランをずっと敬遠していたのですが、幸い今のところガラガラヘビやマダニの被害にはあわずに済んでいます。

目標は100マイルレース（約160km）完走ですが、まだまだ先は長いですね。

帰国した暁には、UTMF（ウルトラトレイル・マウントフジ）に出場してみたいです。

特に山のテクニックや装備は全くの初心者なので、こちらも日々勉強中です。

 

こうした砂浜には断崖絶壁が接しており、砂浜を走ったあとに絶壁を走って駆け上がるのが最高にキツく充実したトレーニングになります。

最近は月300km程度の練習量をこなしているのですが、一向に痩せる気配がありません…歳のせい？酒のせい？多分両方かな？

 

一番の理由はたぶんこれです、ジャンクフード。

アメリカのピザとハンバーガーは本当に美味いです！

基本、毎週食べてます。

そりゃ痩せませんね。

 

まとまりませんが、もうしばらくアメリカで勉強させて頂きたいと思います！

最後までお読み頂きありがとうございました！