川崎です。本ブログ初投稿となります。
TKPガーデンシティ品川で開催された「第70回 日本気管食道科学会総会ならびに学術講演会」で発表をして参りましたので、ご報告させていただきます。
今回私は「下咽頭から発生した巨大脂肪肉腫の一例」と題して発表しました。
脂肪肉腫は四肢や後腹膜にできることが多く、頭頸部領域原発のものは稀です。
実際に経験した診断~手術~術後経過に、文献的考察を交え発表いたしました。
余談ですが、気合を入れるためにネクタイを新調して臨みました(笑)
紫野先生、近松教授にはスライド作成、原稿作りに関して一から十までご指導頂き、ここでも改めて感謝申し上げます。
今回教えていただいたスライド作成スキルや論理的な発表の流れについては、今後の発表に是非とも活かしていきたいと思います。
また、今後、この発表を基に論文も書く予定でありますので、引き続き文献を調べ知識を深めて行きたいと思います。
この学会には耳鼻咽喉科の医師だけでなく、主に呼吸器や消化器の先生も発表されていて、多方面からの視点で咽喉頭~気管、食道に関する報告がなされており大変興味深かったです。
耳鼻咽喉科を名乗るならば気管、食道など周辺器官の知識も深めていかなければな、と意識が高まりました。
参考書ブースでは目ぼしき本があり早速購入しましたので、時間を見つけて読破し、今後の診療へと役立てたいと思います。
学会恒例!?の教授とのお食事は品川のオイスターバーでいただきました。
3人でフレッシュな牡蠣にレモンと生姜やタバスコをかけてズルッと、、(笑顔)
そして白ワインを口に含み、、(またもや笑顔)
話題は国際学会や留学など学術的なお話から、学生にさらに耳鼻咽喉科に興味を持ってもらえるよう学生実習の改革案を議論したりと、大変有意義な時間を過ごすことができました。
以上簡単ではありますが、学会報告記とさせていただきます。
このたびは出張させて頂きありがとうございました。