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お知らせ

Rhinoworld 2019 in Chicago その4

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松山:シカゴ滞在も早いもので4日目。

シカゴ川のクルーズが良いと他大学の先生にお聞きし、早朝にクルーズして来ました。

 

スーツのおっさんが2人、なかなか目立ってましたが気にしません(笑)

 

さて、ついに肝心の学会発表について報告させて頂きます。

私は『Effect of anti-IL-5 receptor antibody (benralizumab) against chronic rhinosinusitis with nasal polyps』と題しまして、日本でいう好酸球性副鼻腔炎(ECRS)に対する分子標的薬の効果を発表してきました。

隣では抗IL-4/13抗体(Dupilumab)の効果を発表している先生がいましたので緊張しましたね。

海外ではやはり副鼻腔は好酸球性炎症がメインで CRS with nasal polypという概念の中で喘息、アスピリン不耐、というフェノタイプがあるという認識のようです。

 

御任:私は「Frontal sinus mucoceles after cranioplasty: Report of two cases」と題し、発表してきました。

頭蓋形成術後に発症した前頭洞嚢胞に対し、脳外科と合同手術を行った2症例に関する症例報告です。

脳外科にて感染源である人工骨を除去し、我々が鼻内からドレナージをつけました。

頭蓋形成術後の感染の報告は散見されますが、前頭洞嚢胞形成の報告は少ないため、今回発表させて頂きました。

 

松山:発表も無事終わり、私の友人、慈恵医大細川先生に挨拶し会場を去りました。

 

夕方は本場メジャーリーグの観戦へ。

シカゴは日本人ダルビッシュ選手が所属するシカゴカブスの本拠地です。

これも一光にチケットの手配をお願いし観戦へ行ってきました。

カブスの帽子をかぶり、シカゴホットドックを食べて、本場メジャー野球を観戦。

みんな熱い応援でした。

 

御任:やはりアメリカに来たからには行かないといけないでしょう、という事でMLBへ!

CUBSのキャップを被り、ビールとホットドッグを両手に持ち、好き勝手にヤジを飛ばす。

これぞまさにアメリカ人の正しい休日の過ごし方です。

滞在4日目、群大耳鼻科の小さな巨人、心はすっかりアメリカンです。

 

(最終章に続く)

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