初期研修医の牛久保先生が、当科での2ヶ月間の研修を無事に終え、研修の感想を寄稿してくれたので、以下に掲載させて頂きます!
公立藤岡総合病院 初期研修医2年目、牛久保陸生と申します。
2020年5月〜6月の2か月間、群馬大学耳鼻咽喉科(以降、当科)で研修させていただきました。
私が当科に興味を持ったのは大学5年生の時。
大学入学以前は、耳鼻科といえば風邪をひいたときに診てもらう町医者というイメージだったのですが、実際は扱う領域がたくさんあり、手術も色々なものがあり、奥が深い診療科なのだと気づきました。
学生のときに、選択ポリクリで1か月当科の実習を選択し、当科の雰囲気にも惹かれ、研修医として2か月選択をいたしました。
当科の扱う領域といえば、聴覚・平衡覚・嗅覚・味覚といった感覚器官も多く、また発声・嚥下などの機能といった、QOLに直結する領域が多いのが魅力だと感じています。
救急外来の当直などで遭遇することの多い「めまい」を一つとっても、奥が深く大変勉強しがいがあると感じています。
手術の範囲も多彩で、顕微鏡を用いた微細な手術であったり、鼻副鼻腔の内視鏡手術、頭頸部癌のダイナミックな手術まで、手術症例も幅広くあり大変興味深かったです。
頭頸部癌の手術では患者さんのQOLを低下させないよう機能温存も考慮し、頭頸部の重要性を改めて認識させられました。
2か月間の研修で多くのことを経験でき、大変充実した研修期間を送ることができました。
医局の雰囲気もよく、相談しやすい先生が多かったです。
耳鼻咽喉科の魅力を確かめに、ぜひ当科での研修を検討してみてください!
2か月間、大変お世話になりました!
牛久保先生、2ヶ月間お疲れ様でした!