群大耳鼻科の小さな巨人、御任です。
横浜で開催された第81回日本癌学会総会に出席してきました。
参加メンバーは近松教授と、同期の井田先生です。
他科混合の基礎学会に参加するのは初めての経験。肩を怒らせ横浜に乗り込みます。
私も井田も今年度大学院四年生。それぞれ研究の成果もまとまり、まとめの年です。
私の演題は「The function of exosome in the head and neck cancer microenvironment」
井田先生の演題は「Clinical significance of tissue resident memory T cells in head and neck squamous cell carcinoma」
私はポスター発表を行なってきました。自分で言うのも何ですが、中々良い発表でした。井田先生もまるで特別講演のような貫禄の発表でした。
1年目はピペットの使い方もろくに知らなかった僕らがここまで成長できたのは、ひとえに多田先生、高橋秀先生、近松先生、おまけに松山先生のご指導のお陰です。
論文も形になり、あとはacceptされ無事に大学院卒業できることを願うばかりです。
横浜と言えば中華!近松教授、井田先生と共に、愛する息子と妻とを加えた御任家のメンバーで中華街に繰り出します。昔ながらの中華円卓を囲んで楽しい宴です。
肉汁の溢れ出す北京ダック。
嗅神経を心地よく刺激する空芯菜炒め。
味蕾を陽気に躍らせるエビとマンゴーの揚げ物。
…嫌でも勝手にビールが進んでしまいます。
中華料理自体も最高なんですが、やはり気心の知れたメンバーと食を共にすると言う事は格別ですね。
コロナが落ち着き、今後はこのような機会がもっと増えていくことを切に願っております。
最後に、学会留守中の病院業務を支えてくれた先生・スタッフ方、また同門の先生方に深く御礼を申し上げます。