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お知らせ

第60回 癌治療学会 報告

こんにちは。

群馬大学耳鼻科の多田です。

秋の学会シーズンですが、わたしは第60回 日本癌治療学会学術集会に参加しました。

2022年10月20日~22日に神戸コンベンションセンターで行われました。

この学会は、なんと群馬大学大学院医学系研究科総合外科学講座 肝胆膵外科分野の調憲教授が会長をされ、群馬大学の他科の先生方が数多く発表されていました。

耳鼻咽喉科からは、私と当科の近松教授が参加しました。この学会は耳鼻咽喉科分野だけでなく、癌治療に関わる各科の医療従事者が一同に集まる学会で、本学会の企画にも『チーム医療』が取り上げられています。様々な学会の中でも規模が大きく、会場も広く、神戸の街並みなども相まって海外の学会に参加しているような気持ちになりました。

本学会では近松教授が、『頭頸部がんにおける治療戦略』の司会、『頭頸部扁平上皮癌患者の循環癌細胞におけるPD-L1発現の臨床的意義』の口演発表があり、私は『ニボルマブ治療における頭頸部扁平上皮癌患者の末梢血T細胞のマスサイトメトリー解析』について口演発表してきました。

口演発表の直前に、オンデマンド配信が機器トラブルで中断され、発表前のドキドキする時間が30分以上続き(会場の係の方の方がドキドキハラハラだったと思いますが)、やっと発表が再開し、私もよくわからないままあっという間に発表が終わった次第です。

この数年、発表の前日に深夜に集中して発表練習するので、今回も例に漏れず前日練習での寝不足の状態+機器トラブルのハラハラドキドキで、老化が一気に進みました。これ以上の老化予防のため、発表後は神戸のおしゃれな街を少しブラブラしました。どこに行っても港町のおしゃれな感じで、お店の店員さんも、駅の係員さんも非常に優しくとても気持ちのよい街でした。白髪が数本少なくなったかもしれません。

最後に、新型コロナウイルス感染症の社会情勢の中、現地開催の学会に参加できましたことを学会長の肝胆膵外科分野調憲教授、外科の先生方、関係者のみなさまにこの場をお借りして御礼申し上げます。また、当科同門会の先生方、医局のみなさんにもいつもご支援賜りまして本当にありがとうございます。

引き続き学会で研究結果が発表できるよう、今後もがんばっていきたいと思います。

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