11月29日(日)に第111回日本耳鼻咽喉科学会群馬県地方部会学術講演会が群馬ロイヤルホテルにて開催されました!
8演題中6題が群馬大学耳鼻咽喉科医会に所属する新進気鋭の若手医師からの発表でした。
では発表順に6連発、いきたいと思います!
まずは群馬大学の寺内医師です。 放射線治療後に発症した喉頭肉腫の一例という珍しい症例について、画像をふんだんに用いて分かりやすく報告してくれました。
次に大学の西岡医師です。上顎洞に原発したOncocytic Schneiderian papilloma の一例について、鼻腔乳頭腫の総論に触れながら分かりやすく解説してくれました。
お次は群馬県立がんセンターで研修中の井田医師です。眼球脈絡膜へ転移を認めた顎下腺腺様嚢胞癌の1例 という大変稀な疾患について過去の報告を交えて報告してくれました。
続いて前橋赤十字病院で研修中の御任医師です。限局型キャッスルマン病の一例について報告いたしました。すでにヒト化抗 IL-6 受容体抗体が臨床応用されている本疾患ですが、限局型と多発型の違いに触れながら解説してくれました。
伊勢崎市民病院で研修中の矢島医師です。内視鏡下鼻副鼻腔手術後のアンケート調査 について報告いたしました。アンケートという患者様の生の声をもとに術後の痛みや出血等が何によって変化するかを明らかにしてくれました。
最後は館林厚生病院で研修中の星野医師です。舌癌術後に心臓転移をきたしたと考えられた1症例 という稀な病態について過去の報告を交えて報告してくれました。
今回の発表内容をよりブラッシュアップして全国学会で発表する先生も多いようですので、今後のますますの活躍に期待です!
お疲れ様でした!