院生高橋です。
第117回日本耳鼻咽喉科学会通常総会・学術講演会 が名古屋で開催されています!
当教室からは教育セミナーに加え、一般演題として大学から3演題、関連病院から2演題を発表させて頂きました。
近松教授は初日の教育セミナー1 夢と抱負を語る(1)にて、群馬大学近松講座のアツい紹介をされました。
また一般演題では「トランスジェニックカイコによるがん抗原タンパクの作成とがんワクチン療法への応用」と題し、理工学府と連携し研究しているテーマについて発表されました。
群馬の伝統産業である養蚕を癌治療に結びつけるというアイデアは非常に斬新で、興味をもたれた方も多かった印象でした。
院生高橋は「中咽頭癌患者末梢血における単球数、リンパ球/単球比の治療効果予測における有用性」と題し、臨床で広く用いられている決算検査を用いた中咽頭癌の予後予測マーカー開発に関する研究をポスターにて発表させて頂きました。
多田先生は「当科における上咽頭癌交替療法施行症例についての検討」と題し、非常に良好な成績を収めている当科での上咽頭癌の治療成績について発表いたしました。
矢島先生は「内視鏡下鼻副鼻腔手術後のアンケート調査」と題し、周術期における患者様の「つらさ」に着目し、どのような因子が患者様の「つらさ」に大きく寄与しているのかという解析を行いました。
写真はありませんが、県立がんセンターの井田先生は「顎下腺摘出に伴う唾液分泌量および自覚症状の変化について」と題し、あまり議論されることのない唾液腺摘出による唾液量の減少に着目し、なう発表中です。
名古屋の夜も楽しかったです。
また、今回の学会では選択実習の学生の皆さんが遠路はるばる学会に参加してくださいました!
学会もひつまぶしも楽しんで頂けたようで何よりです。
最後になりましたが、ここに学びに来ることを支援してくださった同門会の皆様、そして医会の皆様、本当にありがとうございました。