院生&管理人高橋です。
第40回日本頭頸部癌学会2日目では、近松教授の学術セミナーと坂倉先生の口演発表が行われました。
近松教授は「がん免疫療法の歴史といま」と題し、がん免疫療法の歴史、現状、今後の展望について、免疫学の基礎的な部分を含めて非常に分かりやすく講演されました。ホットな分野だけに立ち見が出るほどの満員御礼で、終了後も名刺を持って挨拶に来る人が続出という盛況ぶりでした!(^^)!
坂倉先生は、「口腔癌における MFG-E8 発現と免疫学的・臨床病理学的因子との相関」と題し、頭頸部癌領域ではほとんど検討されていないMFG-E8について臨床病理学的観点から検討を行い報告いたしました。
頭頸部癌学会は耳鼻咽喉科だけでなく放射線科や口腔外科、形成外科も参加する学会であり、頭頸部癌に関する最先端の知見を数多く得ることが出来ました。
最後になりましたが、ここに学びに来ることを支援してくださった医会の皆様、同門会の皆様、本当にありがとうございました。