こんにちは、紫野です。
11/17(木)に新宿の京王プラザホテルで開催された日本気管食道科学会に参加しました。
この学会は、耳鼻科医だけでなく食道外科や呼吸器外科も参加する学会で、視野が狭くなりがちな耳鼻科医としては他領域の研究や発表にふれあえるよい機会だと思い、ここ数年は毎年参加しています。
群馬大学も耳鼻科は私だけの発表でしたが、外科の先生もたくさん発表されていました。
今回は「小児嚢胞性疾患の3例」という演題で、乳児の喉頭・下咽頭・舌根に発生した嚢胞の診断・治療について発表しました。
症例報告ですが、小さなお子さんの気道閉塞にかかわることですので、質問もたくさんありました。
会場では、群馬県立がんセンターの井田先生とお会いしまして、3人で記念撮影してきましたが、なんと昨年の学会(福島)と同じメンバーでした。
また学会に参加すると、最新の医療機器展示をみることができます。
材料部の仕事もしている私としては、カニューレの単価や新しい手術用のエナジーデバイスの使い勝手なども実際にチェックすることができました。
学会で勉強してきたことを、また明日からの診療に役立てられればと思います。