群馬大学耳鼻咽喉科助教の新國です。
2月2日~3日、第27回日本頭頸部外科学会総会ならびに学術講演会に参加してきました。
その他の群馬大学耳鼻咽喉科医会の参加者としては近松先生、坂倉先生、群馬県立がんセンターの井田先生、前橋赤十字病院の町田先生でした。
私は第一日目の朝一番の群で「鼻翼に発生した腺様嚢胞癌の一例」を発表しました。
発表前日遅くに現地入りし朝一番の発表であったため、寝坊しないかが不安でしたが、無事6時に起きて開会直後に会場入りできました。
実際の発表時は朝早いためか会場に人はまばらでしたが、珍しい症例のためかいくつか質問を頂くことが出来ました。
発表の後は他の演題や、手術手技セミナー、イブニングセミナーなどで勉強させていただきました。
夜は大変楽しみにしていた、六本木のウルフギャング・ステーキハウスで夕食です。
私のとっては、今回の学会のメインイベントいっても過言ではございません。
肉は噂通り大変おいしく、大変たらふく食べました。
しかし、自分が付け合わせにライスを頼んだのが、皆様にとっては何故か奇異に映ったようです。
とはいっても半信半疑にステーキとともにライスを食べた方々(近松先生)は「意外と合うな~」とご満悦のようでした。
やはり日本人は米ですね。
翌日の二日目は井田先生の「GERDを合併した喉頭癌の放射線単独治療における下咽頭粘膜とPPI投与による治療効果の検討」の発表がありました。
その後、自分は手術手技セミナーで勉強したり、書籍コーナーで手術参考書などをあわただしく購入したりして過ごしました。
そうこうしているうちに学会も終了となり、週明けからの仕事のことを考えながら帰路に着きました。
今回得た知識を今後の臨床で活かしていければと考えています。
一応毎年演題を出しているので、来年も出せればよいなと考えております。
このたびは出張させて頂き、誠にありがとうございました。