HOME > お知らせ > 新着情報 > 学会報告 > 21th IFOS World Congress part1

お知らせ

21th IFOS World Congress part1

一足の靴をめぐっての龍虎激突!!

 

学会初日です。

近松です。

本日は14時から学会のopening ceremonyですが、それまで時間があるので、櫻井先生とお約束の買い物同伴となりました。

 

Parisに行けるよという餌に喰いついた櫻井先生の今回の望みは、靴を買うことです。

彼女の目的はRoger vivierっていう靴らしいですが、私は全くちんぷんかんぷんでブランド名を覚えるのに一苦労でした。

 

さて、まずはエネルギーを補充ということで、朝食をシャンゼリゼ通りのマカロンで有名なラデュレにてフルーツジュース、ホットチョコレート、クロワッサンをいただきました。

彼女はホットチョコレートの美味しさに大感激しておりました。

 

 

さて、その後ルイヴィトンの本店を軽く冷やかしで見学(店に入るのにセキュリティーチェックがありました)後に、地下鉄で移動して、サントノーレ通りを闊歩、軒を並べるブランド店に彼女は狂喜の声を上げていました。

某先生からのご依頼のエルメスの財布を購入後に今回の戦場となるRoger vivierへ・・・。

ここに入るといきなり彼女にとって大きな罠が仕掛けられていました。

店舗に入るなり、彼女はすごく可愛いスニーカーを発見、その後可愛い♡可愛い♡を連発していましたが、まずは目的の靴を試し履きして予定の2足購入決定。

なんと日本で詳細なカタログ番号から、消費税込みの日本での価格(もちろん円です)まで記入した紙を店員に見せていました。

是非、この用意周到かつ緻密な準備を仕事でも発揮して欲しいものです。

 

さて、それから欲望と理性の長い戦いのゴングが鳴りました。

例の可愛いスニーカーです。

店員さんはこれでもかっていう程の靴のウリをマシンガントークでアピールしてきます。

先週発売したばかり、最後の一足、日本ではもっと高い、もしかしたら日本では出回らないかも、消費税が不要、サプライズギフトがある等々・・・。

まあ、でも彼女は幸か不幸か店員さんのアピールのすべては聞き取れていないようでした。

その後も日本円にしたらいくらかの計算が繰り返し彼女の頭をぐるぐる回っているようでしたので、私は思わず店員さんに、calculator, pleaseと言ってあげました。

 

さて、その後もず~っと店員さんとのせめぎ合いが続きます。

店員さんはエビアンのお水まで用意して畳みかけてきます。

どのくらいの年齢の人が履けるのか?耐久性はどうか?素材は何か等々、私は靴購入のサポートという自分に与えられた仕事を粛々とこなしました。

凄いなあと思いつつ、こういう姿勢は是非仕事でも発揮して欲しいものです。

しばらくすると彼女の発言が、可愛い、可愛いから、スニーカーにこの値段はねえ・・・に変わってきた時点で勝負ありです。

店員さんの敗北となりました。

結局2足の予定された靴を購入して店舗をあとにしました。

支払が済んだ後に、「サプライズギフトはスニーカー買わなくても貰えるんですよね」って貰えるものはすべていただく姿勢に、私はまたまた感服しました。

 

Missionは終了したので、その後地下鉄で戻ろうと思ったら、いつの間にか街は七色の旗があちこちではためいています。

今日はなんと、ゲイのパレード、ゲイ・プライドの日ということで、テロを警戒してかコンコルド広場の地下鉄駅は封鎖され、機関銃を持った警察が大勢出てきていました。

店を出たあたりからスカート履いて化粧した男性がやたら目についていた理由が判明しましたが、靴を購入して元気な櫻井先生に比べ、フォローでヘトヘトの私には、次の地下鉄の駅までがすごく遠かったです。

 

さて、学会スタートです!

トップへ戻る