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お知らせ

21th IFOS World Congress part3

高安です。

5年ぶりとなる国際学会に参加してきました。

①アメリカではなく、フランス_パリで、IFOS 2017の国際耳鼻科学会

②今年は、わたくしの科研基盤C最終年

③昨年ちょうど、ようやく英語1本論文が通った

①~③の条件が揃ったことで、消極的なわたくしに「ここは久しぶりに海外へ学会発表いくしかないでしょう」という攻めの気分を作ってくれました。

 

もちろん発表形式は、e-POSTER。

5年前の海外発表で、初めてこのe-POSTERというものを経験しました。

今回で2回目ですが、つくづく、この発表形態って・・・・、ありなん???って感じがしてますが・・・(いい意味でも、悪い意味でも、ですね)。

まあ、物事の悪い点は極力遠ざけ、いい点をできるかぎり利用していくっていうのが、わたくしの基本生活/仕事スタイルですので、今回も当然ながら、思う存分この発表形態の利点を活用できたかなっと思います(詳細は皆さんのご想像にお任せします)。

 

さて、今回発表のポスタータイトルは、「The effects of oxygen-glucose deprivation on excitatory circuits in the vestibulo-cerebellum of the rat (ネズミの前庭小脳興奮性回路における無酸素無グルコースの影響)」。

・・・・。

一般耳鼻科の先生方には??の神経科学の基礎研究報告ですね。

簡単に言えば、”前庭中枢は虚血でどうなるの?”ってことに関する基礎実験で、もう少し具体的には、VBIのメカニズムの基礎実験データになればいいかな、と期待した研究報告です。

一応、これが今回のポスターの証拠写真。

 

パリ、実は学生の時に友人に連れて来てもらって以来、人生2回目の訪問なんですね。

その友人との思い出が詰まっていて「20年ぶりにもう一度行ってみたい」って思ったのが今回の動機でもあります。

 

ホテルは、いきなり、凱旋門のそば。

やっぱ凱旋門って、独特の雰囲気ありますねえ。

寺院とか、お城とか、タワーとかとは、全く異なるこの雰囲気・・・。

なんなんですかねえ。

The パリって感じでしょうか。

思わず何枚も写真を撮ってしまいました。

夕日が当たってきれいだな、と思って撮った1枚。

ちょうど夏至付近で最も日の長い時期の上に、只今サマータイム中。

夜9時半でまだこんな感じでした。

 

さて、学会は櫻井先生と小尾先生の若者2人が、なんと口演付きの発表でしたので、会場で応援。

といっても、自分、結局見守るだけで、何のサポートコメントも出せず、どうもすみませんでした🙏

 

日も長いし、時間をみつけては、パリの街をプラプラ散歩してました。

石畳にぎっしりヨーロッパ車(smartやフィアット500、MINI、POLO、AudiならA1などなど、小さい車が本当に多かった)が縦列駐車、立ち並ぶアパルトマン、しばしば見かけるパン屋さん、それにマジでバゲットを何個かカバンにつっこんで帰路を急ぐ人達がいたり・・・、と。

やっぱ、パリなんだなあって、実感しました(当たり前ですが)。

アメリカの街とは、また全然雰囲気違いますね。

皆さんも、もしチャンスがあれば、一度はヨーロッパの学会に行ってみるのもいいとお勧めします。

 

ところで、なんか昨日(7/01)、ドゴール空港で不審者騒ぎがあって、大混乱だったとか・・・。

危ない、危ない。

あと数日ずれてたら、予定通り帰国できなかったかも・・・。

無事、帰宅出来て今は一安心。

さて、さて、またいつもの日常へ戻るとしましょう。

 

出張させて頂きありがとうございました。

それでは、また。

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