Summer has gone.
近松です。
9月になり、秋の学会シーズン到来です。
9月7-8日開催の第30回日本口腔咽頭科学会@金沢を皮切りに、これから毎週のように学会が全国で開催されます。
今回は、私が「PI3KCA/AKT3シグナルを介した舌癌制御の可能性」という演題で発表しました。
内容については、・・・、ここでは止めときます。
現在耳鼻咽喉科を廻ってきている、初期研修医の小尾先生と二人だけの参加でしたので、フットワークも軽く、いろんな意味で融通が利きました。
今回は、金沢の再訪したいお寿司屋さんがありましたので、(もちろん勧誘も兼ねて)二人で鮨をつまみに行きました。
金沢の美味しいお酒と新鮮過ぎるお魚、芸術品のようなお鮨に舌鼓をうってきました。
当初、しっかり勧誘をと思っていたのですが、あまりの美味しさと酔いもまわって、研究の夢を語るという暴挙に出てしまい、やらかしたかな?と、後で自己嫌悪に陥ってしまいました。
ちなみに鮨の写真はありません(そんな野暮なことはしません)のであしからず。
さて、学会前日に、前橋赤十字病院の多田先生も来ていると聞いて、翌日は3人でランチのためにお店を探していたら、大阪市大の阪本准教授、久留米大学の梅野教授、秋田大学の山田教授を束ねる岩崎(植松)先生ご一行とお会いしました。
一緒に行きませんか?ということで、あれよあれよという間に、ご一緒することになりました。
私は、初めて岩崎(植松)先生とお会いしたのですが、とてもちゃきちゃきの楽しい先生で、先生とお知り合いになれたことは、今回の学会で得た一番の収穫かもしれません。
岩崎(植松)先生、ご馳走さまでした。
実は、私と山田教授は午後一番の同じ群の座長が当たっていました。
食事もほぼ終わりタクシーで戻れば余裕だなと思っていた矢先、ノドグロどうですか?と悪魔のささやきが・・・。
おおぉっ~(^^♪
お店の人曰く、焼くのに少々お時間が・・・と。
でも食べたい!食べますか!のノリで、ノドグロ待つこと20分、堪能させていただきました。
しかし美味しさがノドを通り過ぎると、急に気持ちが焦ってきます。
時間をみると群の開始30分前。
タクシーを呼んでもらったのですが、なかなか来ません(こういう時は長く感じるものです)。
心臓に少々負荷がかかりましたが、何とか間に合って無事座長をすることができました。
「ノドグロ食べてて、座長遅れました」はさすがに土下座もんですよね、と山田教授と言ってた次第です。
でも、本当にノドグロは絶品でした。
さて、口腔・咽頭というと実に幅広い領域ですが、この学会では感染、腫瘍、異物、睡眠、アレルギーなど実にいろいろなことを幅広く学べます。
特化した専門性の強い学会に比べると、どの演題もとっつきやすく、一般耳鼻咽喉科臨床の勉強には非常に良い学会だと思います。
来年は、どなたか演題出しませんかね?