再びシニアレジデントの西岡です、こんにちは。
今回は第56回日本鼻科学会(9月28日~9月30日)へ参加して参りました。
甲府です。
群馬から地味に遠いです。
湯村温泉という弘法大師が開湯した由緒ある温泉街のホテルが会場でした。
初日は外勤に行ってから電車で向かったので参加できず、2日目からの参戦でした。
今回も口頭発表でしたので、朝温泉に入って朝ご飯食べてから準備を整えて会場へ。
気になる発表をいくつか回って聞いて、自分のセッション開始前に会場に入りました。
同じ轍は踏みません。
準備はバッチリです。
前回の嚥下リハ学会よりも会員数が少ないためか会場は立派なのに人はまばらでした。
そして発表。
今回は「副鼻腔真菌症との鑑別を要した上顎洞放線菌症の一例」というタイトルで発表しました。
複数質問をいただきましたが、およそ想定内で答えられ、無事に終えることが出来ました。
今回の目玉のハンズオンセミナーでは、赤パプリカの中に鳥レバーと温泉卵!を留置した模型でESSの基本的な操作を指導していただきました。
鼻分野で有名な大学の先生方が直に教えてくださり、非常に勉強になりました。
参加された他大学の先生方からもお話が聞けて大いに刺激を受けました。
夜の懇親会は山梨の名産品、ワイン、ぶどうをひたすら満喫しました。
シャインマスカットに准教授が感激しておられました。
大変美味でした。
3日目は近松教授が座長を務めるランチョンセミナーへ。
鼻学会なのだけども腫瘍のお話でした。
また新薬がでてくるようなので勉強しなくちゃならないようです。
午後は高橋克昌先生の発表を聞きました。
髄液漏を止めるのに難渋した症例で、じわじわ漏れてくる髄液の動画にはドキドキさせられました。
余談ですが、高橋克昌先生と昇仙峡に行き、富士山を拝み、パワースポットでパワーを吸収し、顔よりも大きな鍋で出てきたほうとうを満喫しました。
これぞ山梨の味。大変美味しかったです。
若手の先生と交流したり、ベテランの先生のレクチャーを受けたり、発表を聞いたりと非常に充実した学会でした。
今回も快く送り出してくださったチームの先生方にこの場を借りて厚く御礼申し上げます。