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お知らせ

Rhinoworld 2019 in Chicago その2

(その1はこちら)

 

松山:アメリカ滞在二日目。

朝、6時には起きて学会会場へ。

一光は朝、走ったらしい。

学会会場に向かう途中、シカゴで有名らしい銀のモニュメントで記念写真。

つなぎ目がなく有名らしいが美術作品に興味のない私はミーハー気分で撮影。

 

御任:んー、恐るべきシカゴピザ。

PPI(胃薬)の健闘も虚しく、貧弱な私のstomachはもたれてしまい、時差ボケの影響もあり、朝4時に起床。

どうせなので、近くのパークをジョギング!

早朝なのにもう走っている人達の姿が。

皆爽やかなアスリートの顔つきです。

アメリカの脂にやられた胃腸貧弱な小人も、ここで気持ちのいい汗を流しました。

 

松山:会場に着き、拙い英語で参加登録完了、早速ハンズオンセミナーに参加しました。

ハンズオンセミナーは、3社の内視鏡メーカーの共催で、ホテルの一室にカダバー(御遺体)を持ち込み、最新の機器を用いた手術研修ができます。

海外はホテルにカダバーを持ち込んでしまうのですから、驚きますよね。

我々が参加した会社のハンズオンは3社の中で一番しょぼく、残念ながら機器を触らせてくれる程度でした。

でもこれ、内視鏡がコードレスなんですよ。

すごいですよね。

他2社のカダバーを用いた研修は、事前の申し込みが必要とのことで、我々は後ろから見るだけでした。

そんな制度がわかったことも収穫です。

 

御任:日本では中々できない、fresh Cadaverを用いた実践的なESSのhands-onセミナー。

ホルマリン処理された場合よりも、粘膜の見た目や硬さが実際の症例に近く、経験出来ず残念でした(写真は模型を用いて練習している様子です)。

次回機会があれば是非体験したいです。

また日本ではやっていない、外来での副鼻腔自然孔バルーン拡大処置なども見ることができ、海外との違いが新鮮でした。

 

松山:ハンズオンセミナー後は学会講演へ。

この学会講演も印象的。

アメリカ人はやはり学会もフランク。

ときおり、アメリカンジョークが飛び、会場に笑いが起こります。

俺と一光は意味が分からず無顔。

アメリカンジョークの一つや二つ言えないと、アメリカでオーラルは厳しいと感じました。

演者がシンポジストに「この段階で診断はなんだと思いますか?」と質問。

シンポジストが「そりゃ、難しいな。ここから歩いてロスに行くぐらい難しいよ。」会場がドッと(笑)てな感じ(本当にそう言っているかは知りません)。

日本人には何が面白いのか、わかりません。。。

臨床学会ですので、手術や症例報告はだいたい何をやっているかわかります。

ただ語学力の低さから英語で議論することなんてほど遠く、細かく理解することすらできません。

当科の多田先生も以前言っていましたが、語学力は大事ですね。

 

御任:松山先生は上記のように言っていますが、最終日になるとかなりアメリカナイズされており、自分でもアメリカンジョークを連発していました。

本当に影響を受けやすい可愛い先輩です。

何はともあれやはり語学学習の必要性はひしひしと感じました。

 

松山:学会後は、教授おススメのMJステーキに行ってきました。

ステーキと3種類のマッシュポテトは絶品でしたよ。

 

その後、慈恵医大、関西医大、東北大の先生と合流。

下の写真はその時のものです。

慈恵医大鴻教授、関西医大朝子教授、慈恵医大森先生は存じておりました。

昨年度まで太田にいた鄭先生もいらっしゃいました。

慈恵、関西医大ともに若い先生も多く参加されていて、耳鼻科2年目の先生も来られていました。

群大の若い諸君!負けられませんね。

 

御任:他病院の若い耳鼻科医と話すことで得られる刺激があります。

やはり限られたコミュニティに留まらず、どんどん外の学会や研修会等に出て、新たな刺激や風を取り入れることが大事と感じました。

 

(その3へ続く)

 

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