サンディエゴよりこんにちは、管理人の秀です。
ここ数回のブログでご紹介した通り、近松教授が私の住むサンディエゴに立ち寄られました。
近松教授は留学や国際学会参加のご経験が大変豊富で、特にアメリカが大好きなことで有名ですが、今回もサンディエゴを大変満喫されたご様子でしたので、教授とは違った目線から滞在を振り返ってみたいと思います。
今回のサンディエゴ滞在は、2泊3日と比較的短いものでした。
そんな中で、教授がご希望されたのは下記の3つでした。
- 私のラボ、周辺のUCSD関連施設の見学
- UBER、Lyft等のライドシェアアプリの使い方の実践練習
- Trader Joe’s、Tommy Bahama等でのショッピング
これらのタスクがどのようにこなされたのかについて、ご紹介したいと思います。
ラボ・UCSDの見学
広大なUCSDの敷地を全て見て回るのは到底不可能なので、まずはメインキャンパスでSchool of Medicine、Book Store、その建築美で有名なGeisel Library等を見て回り、その後シャトルバスで移動し、Jacobs Medical Center、Moores Cancer Center、Center for Novel Therapeutics、La Jolla Institute of Immunology等を見て回りました。
僕のラボが近々移転する予定のCenter for Novel Therapeuticsは、まだ外観しか見ることが出来ませんでしたが、その超近代的な外観に「カッケェー!」と驚かれていました。
実際、中も外もむちゃくちゃカッコいいので、年内にアメリカへ来られる予定のある方は、是非ともサンディエゴへお立ち寄り下さい!
ラボの見学では、日本のように教室ごとに分かれていないオープンタイプのラボを見て、ご自身の留学時代を思い出されたようで、大変ウキウキされていたのが印象的でした(笑)
僕のオフィスで一息ついた後は、頭頸部癌免疫療法の最先端のトピックについてちゃっかり講義して頂いたり、僕のアメリカでの研究内容についてお話させて頂いたり、昼食をとるのも忘れて話し込んでしまい、気づけば4時間!
ラボメンバーは呆れていましたが、お互いに(特に僕)非常に有意義な時間を過ごすことが出来ました。
自分としては、学会に参加するより勉強になりました。
普段毎日顔を合わせていると感じにくいかもしれませんが、近松教授は日本の頭頸部癌免疫研究のトップランナーの一人であることを、改めて実感させられた次第です。
はじめてのライドシェア~アプリの使い方を練習しよう~
アメリカではタクシーの代わりに広く用いられているライドシェアアプリ。
僕もアメリカに来て初めて使うようになったのですが、タクシーと比べて
- 安い
- 車が比較的新しくキレイで快適
- 評価システムのおかげか安全運転(のことが多い)
- アプリで先払い、チップもアプリ経由なので、明瞭決済で現金も不要
- アプリで行き先を指定するので、基本的に英語を話す必要がない
等、様々なメリットがあります。
先日アトランタで教授にお会いした際に、実際に使ってドヤってみせたら、そこはアメリカ大好き近松教授
「(自称)アメリカ通の俺が使わなくてどうする!」
ということで、使い方を指南させて頂く羽目になってしまいました。
といってもそこはさすが近松教授、すぐに使い方を覚えてくださり、あっという間にUberとLyftのダブルユーザーになってくれました!
「次のAACR(アメリカ癌学会)総会の時は、私がUberを呼ぶわー♪」
と、教授も気分はすっかりアメリカン、アメリカ通のプライドが保たれたようで、僕も胸を撫で下ろしました。
「でも教授、WifiルーターかSimカードを用意して頂かないと、Free Wifiが見つからなかったら呼べませんよ」ということで、次回のアメリカ出張までの宿題を、きっちり課させて頂きました(笑)
これで俺も一人前のオトナの男
ご存知の方も多い通り、教授はアメリカが好き、アメリカのモノが好きです。
ということで、アメリカに来たら毎回、色々なモノを買い溜めして帰られます。
中でも、Californiaと言えばTrader Joe’s!ということで、コーヒーやら(教授的に)宇宙一美味しいクッキー等、色々と買い漁っておられました。
また、ビーチを感じさせる服やグッズを多く扱うブランド、Tommy Bahamaでもショッピングを堪能されていました。
僕は恥ずかしながら知らなかったのですが、オトナのビーチリゾート用のリラックスウェアといえばこのブランドらしく、さすがはオトナの近松教授、センスのよいシャツを購入されていました。
なんでも、近松先生も僕のように留学時代にこのブランドを知ったらしく
「いつかこのブランドが似合うオトナの男になって、買いに来よう」
と心に誓われたそうです。
それから約20年、教授になってアメリカへ凱旋した近松先生がオトナの男でないはずがありません。
そう、今ついに、若き日の近松青年の夢が叶ったのです。
医局の皆様、今週末の医局説明会で教授がおしゃれなシャツを着ていたら
「先生、それもしかしてTommy Bahamaですか!?オトナのオトコ感パネェっす!」
と言ってあげましょう。
他にもアメリカと言えば外せないステーキ、San Diegoと言えば外せないRichard Walkerのパンケーキとオムレツ、San Diegoと言えば外せないクラフトビールのブリュワリーレストラン
等、グルメもしっかり堪能されていましたよ(もちろん僕も)。
日本を離れて早2年以上。
普段の生活の中で、日本を思い出すこともなくなりましたが、ほぼ毎日行われる(本当ですw)近松教授との研究に関するメールのやり取りを通じて、自分と日本との絆を日々実感しています。
今回実際にお会いし、メールよりはるかに密度の濃いやり取りを通して、改めて沢山のことを学ばせて頂き、帰国後の今後の自分の在り方についても考える機会を頂きました。
近松教授、お越しいただきありがとうございました!
日本の皆様、あと半年弱留守にさせて頂きますが、どうぞよろしくお願いいたします。