管理人の高橋です。
今年は新型コロナウイルスの関係でオンラインでの開催となったAACR Annual Meeting 2020(アメリカ癌学会総会)ですが、現在第二弾が開催されています!
今年はなんと、毎年50000円程度する参加費が無料となっております。
https://www.aacr.org/meeting/aacr-annual-meeting-2020/coronavirus-information/
当科からは、私、高橋がシンポジストとして、Macrophage PI3Kγ controls T cell activation and T cell memory generation through the production of IL-12 と題し、マクロファージに特異的に発現するPI3Kγを阻害することにより、T細胞免疫系が賦活化され抗腫瘍効果をもたらすことを報告いたしました。
参加登録のうえ、こちらのリンクからご視聴ください。
いつもの学会報告では、ご当地グルメを堪能する様子等を配信しておりますが、バーチャルミーティングだとそういった学会出張ならではの楽しみがないのが残念です。
また時差の関係で深夜になってしまうのと、日中の仕事を休めるわけではないので、いつものように丸一日参加するのが難しく、悩ましいところです。
今回の発表スライドはあらかじめ録音したものをアップロードしたのですが、リアルでの発表と違い、原稿を見ながら、納得いくまで何度でも録り直しができるのは、オンライン発表ならではの利点だと感じました。
一方で、質疑応答で自分のシドロモドロの英語が全世界に中継されるのは、正直大変に苦痛でした笑
幸い、質問は簡単な質問ばかりだったのですが、なかなか思うようにアドリブで英語で喋ることが出来ず、日本に帰国してたった半年で英語力が激しく衰えていることに震えました笑
来年はワシントンDCの予定ですが、どうなるやら・・・。
やっぱり国際学会は現地に出向いて、世界中の研究者と直接語り合うほうが楽しいなというのが本音です。
なお、本演題はAACR Scholar-in-Training Awardに選出され、$2000が贈呈される予定でしたが、学会のオンライン開催に伴い$2000贈呈はなしになってしまいました(涙)。つらすぎる。。。