群馬大学医学部付属病院1年目研修医の朝鳥彩子と申します。
2021年1月4日-1月29日の4週間、耳鼻咽喉科で研修させていただきました。
そのふりかえりをこの場をお借りしてさせていただきます。
その前に私のバックグラウンドを少し紹介します。
私は群馬大学医学部に学士編入し、卒業と同時に子どもを出産、約1年間育児に専念した後、2020年3月から初期研修を開始しました。
卒業から丸1年ブランクがあっての研修スタートな上にまだまだ不慣れな育児に奮闘中でもあり、ものすごく勉強不足であることを日々実感しながらも勉強する余裕も作れず、不甲斐ない研修医をやっております。
当科研修中も当直および休日出勤は免除、定時での出退勤というご配慮をいただいておりました。
そんな私ですが、先生方はとても温かく受け入れて下さり、一から丁寧に指導して下さいました。
(指導医の先生方とオペ室で撮っていただいた写真です)
学生の頃はとても雰囲気の良い医局だなという印象はあったものの、あまり惹かれなかった分野でしたが、今回の研修を経て大変魅力を感じました。
外来診療、手術、入院での化学放射線療法など診療内容も様々あり、対象となる領域も耳鼻咽喉科・頭頸部外科の名前通り多岐にわたります。
その中で専門をつきつめたり、オールラウンドに診療出来ることを目指したり、外来、はたまた手術を主軸にしたりと多様性に富んだキャリアパスがあり、自分の希望やその時の状況に応じて働き方を考えることができるのは非常に魅力的だと思います。
とはいえ外科系の診療科ですし、日常診察でも手技が多く、習得のためにある程度の集中したトレーニング期間は必須だと思うので、現在の育児の状況と照らし合わせると私が当科を専門として実際に選べるかは正直のところわかりません。
わかりませんが、分野としての魅力、手技の魅力、そして何よりも個性ある先生方の魅力に触れ、何も考えずに選べたら楽しいだろうな!と初めて思えた診療科でした。
1か月間大変お世話になりました。
本当にありがとうございました。