HOME > お知らせ > 新着情報 > 学会報告 > 第85回耳鼻咽喉科臨床学会総会・学術講演会 学会記

お知らせ

第85回耳鼻咽喉科臨床学会総会・学術講演会 学会記

みなさまごきげんよう!

耳鼻科2年目 グルメ担当の小川です。梅雨の晴れ間に、『第85回耳鼻咽喉科臨床学会総会・学術講演会』(6/24・6/25)に参加してきましたのでご報告です。

会場は新宿の京王プラザ、主幹の東京医科大学病院のご近所です!

私の発表群は初日の朝イチ!しかもトップバッターなので、アラームかけまくって仕事の日よりも早起きでした。ちなみに群大の先生は誰もいませんでしたが(笑)、のびのびと発表してきました。

演題は『顎下部に生じた非脂腺型リンパ腺腫』 リンパ腺腫という珍しい唾液線良性腫瘍についてお話ししました。

自分なりにかなり準備して発表しましたが、座長の先生から自分にはない視点の質問をいただいたり、次の演題もリンパ腺腫だったり、とても勉強になりました。

ポスターセッションが終わると、みんなでLIVE surgeryの会場へ。術者はもちろん、塚原先生!会場と東京医大のオペ室が中継で繋がり、臨場感溢れる中での頸部郭清でした。オペが終わった瞬間に塚原先生は自転車で爆走し、オペ室から5分で会場入りした時は全員拍手喝采‼︎技術はもちろんのこと、手術に臨むマインドをたくさん学べたので明日からの診療に活かしていきたいと思います。

午後には清水先生、西川先生と合流です!実はこの日、西川先生はミラノから帰りたてほやほや!(なので、いつもよりお髭が濃いめですね。笑)早朝に帰国したばかりなのに、会場スタッフとしてバリバリ動きながら、群大の発表も聴きに来てくれました。

午後の目玉はなんといっても清水先生の発表です。演題は『両側耳下腺多形腺腫の一例』

多形腺腫自体はよくみる疾患ですが、それが両側に、しかも同時に生じた珍しい症例でした。病歴だけだとワルチン腫瘍と思ってしまいそうですよね。左右の対比もわかりやすいポスターで、たくさんの質問にも的確に答えてらっしゃいました^^

2日目は近松教授、峯村先生も合流です!

峯村先生の演題は『中咽頭に発生した髄外性形質細胞腫の1例』です。諸事情により予演会をしなかった峯村先生ですが、すらすらと発表してるし、病理学的な質問にも答えられてるし……発表慣れしててさすがっ

一方、座長を終えられた教授は、この後の『謝肉祭』に向けてるんるん♪と会場を後にされました。

突然ですが、この場を借りて、今年度入局してくれた角張先生と児嶋先生のご紹介をさせてください。

フットワーク軽く仕事をこなしてくれて、病棟とオペ室でいちばん働いてくれる、頼り甲斐のあるホープたちです。2人とも耳鼻科を選んでくれてありがとう!

毎年、教授のご厚意で新入局員は高級ステーキをご馳走になっています。(教授だけが『謝肉祭』と呼んでいます。笑)

もし、『謝肉祭』に興味がある学生さん・研修医さんがいたらすぐ連絡ください‼︎ 一同、おまちしてます^^

私もお肉が食べたくなったので、銀座に寄ってお腹いっぱい食べて、今回の学会はおしまい。

医局の先生方のおかげで無事に2日間学会に参加できました。いつも快く送りだして下さりありがとうございます。

トップへ戻る