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お知らせ

教室の先生方へ感謝を込めて(近松教授 耳鼻咽喉科教育・育成功労賞2024を受賞)

2025年5月、第126回 日本耳鼻咽喉科・頭頸部外科学会が無事終了しました。学会シーズンは何かと慌ただしいものですが、今回は少々珍しい出来事がありましたので、日頃の感謝の気持ちも込めてご報告させていただきます。

ことの始まりは、4月18日付で届いた一通のメール。
「(お伺い)耳鼻咽喉科教育・育成功労賞2024の授賞式について(5/28、8:00~)」
という件名を見て、てっきりアンケートか地方部会長宛のお知らせかと思いきや、
本文には「この度、先生の耳鼻咽喉科教育・育成功労賞2024の受賞が決定いたしました。」との一文。
……ん?なんだっけ、これ?いたずらメール?と一瞬疑い、理解するまでに数十秒ほど固まりました。

この賞は、大学医学部の卒業生中、耳鼻咽喉科の専攻医となった数に基づいて選出されるもののようです。 今年はなんと、8名の卒業生が耳鼻咽喉科の道へ(当教室に入った卒業生は3名ですが、5名の先生がどこか他大学の耳鼻咽喉科に入局されたとのこと)。
つまり、「群馬での学生指導が実を結んだ」と評価されたわけで、まことに光栄なことでした。

授賞式は学会総会の開会式にて執り行われ、めったにない表彰ということで、やや緊張も覚えましたが、数名の先生方から「おめでとうございます」とお声がけいただき、気分も晴れやかに学会に臨むことができました(とは言え、次回主催する学会の打ち合わせやら、協賛依頼でブースを回ったりと、舞台裏はなかなか忙しかったのですが)。

今回の賞は私の名前でいただきましたが、実習に来た学生さんが、何かしら心のどこかに引っかかる診療科として意識してくれたのは、まさに教室の先生方のおかげと、日頃の教育活動に改めて感謝しました。また、初期臨床研修をご担当いただいた大学病院以外の先生方のご指導にも、心より御礼申し上げます。

なお、副賞もいただきました。本来であれば、教室の皆さんで山分けすべきところですが……恐縮ながら、今年入局された先生方とささやかに分かち合いたいと思います。他の5名の先生方、ごめんなさい。どうかお許しを。

とは言っても、2022年度卒業生の皆さんへ。学会場で私を見かけたら、ぜひ「群馬大学出身です」とお声がけください。タイミングが合えば、お食事でもご一緒しましょう。

 

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