2015年10月1日~3日に第54回日本鼻科学会総会・学術講演会が開催されました。当科からは3題発表させて頂くことが出来ました。
高橋准教授は、当院における重粒子線による嗅神経芽細胞腫の治療経験について報告いたしました。当院は全国でも数少ない重粒子線治療が可能な施設であるため、大変有意義な報告となりました。
当科の嗅覚のエキスパートである新国助教は、嗅覚脱失患者におけるn︲プロピルメルカプタン認知検査の有用性について報告いたしました。この検査は当院が独自に行っている検査で、通常の嗅覚検査より治療効果を鋭敏に反映するというメリットがあります。その辺を分かりやすく?(笑)報告させていただきました。
また、シニアレジデントの西岡先生は、上顎洞原発Oncocytic Schneiderian papillomaの一例について報告いたしました。この疾患は比較的報告が少なく、フロアの興味を引く発表が出来たようです。
以下、西岡先生が送る学会報告です☆
10/1から3日にかけて広島で開催された日本鼻科学会に参加してきました。
若手向けの教育セミナーから最近話題のトピックスまで幅広く、非常に刺激を受けました。新しく得た知識やチャレンジしてみたいことが多く、少しは鼻的感覚が磨けたかなと思います。初めてのポスター発表も無事に終えることができてほっとしています。
また学会後に一緒に学会に参加していた先生方と呉へ行ってきました。秋晴れの中のクルージングは気持ちよく、景色も綺麗でした。博物館も充実していて興味深かったです。美味しいお好み焼きも満喫でき、大変充実した学会でした。
西岡先生、お疲れ様でした!
また当科の発表を聴いてくださった先生方、ありがとうございました。