紫野です。
6/2~3 宇都宮で開催された第12回小児耳鼻咽喉科学会に参加してきました。
午前中にきちんと到着して、お勉強。
小規模な学会だけに、会場がコンパクトで移動がらく。
初日の夜は、宇都宮みんみんのギョーザでエナジーチャージ。
飲み屋街と官公庁が紙一重の場所にある微妙な街づくり。
ヒデくんから「宇都宮はBARとJAZZの街でもあるんですよ」と、事前のアドバイスがありましたが、発表前日にそんな余裕はなく、ホテルのお部屋でお勉強+発表の練習。
マッサージのおばちゃんに「いやー首が凝ってるねー」とのお言葉を頂戴し、持病の頸椎ヘルニアを再認識。
発表は2日目(土)の昼。
「小児上気道狭窄の診断と治療 ~喉頭疾患を中心に~」
90分のシンポジウムで、安岡先生の代理。
安岡用にセッティングされたため、小児外科の重鎮、新生児科の重鎮がお相手。
重役会議に引っ張り出された、平社員1名という感じ。
さらにシンポジストの中で、耳鼻科医は平社員である私だけのため、耳鼻科代表というスタンスになってしまいました。荷が重い。
基本的には耳鼻科の学会ですので、聴衆の多くは経験豊富な耳鼻科医(教授)多数。
当然ながら、安岡先生不在。
この状況でフリートーク40分。
完全アウェーでしたが、ここまできてジタバタしても仕方ないので、逆に偉そうにしてみよう作戦。
その1
偉そうに座る。
その2
偉い先生の話に、「うんうん」と頷く(安岡ストラテジー)。
その3
安易な気管切開、喉頭截開したりするのはいただけない。輪状軟骨も鉗除しすぎない。
小児の喉頭フレームを壊してはいけない。
喉頭鏡かけて、顕微鏡・内視鏡・ファイバーで詳細に観察。鉗子・レーザーなど様々なdeviceを使って低侵襲手術+機能温存だ!と力説(したと思うけど、はっきりとは憶えていない)。
早かったような、長かったような90分でした。
ずいぶん緊張もしましたが、良い経験をさせて頂きました。
帰りは定番のこちらをゲットして帰途につきました。
出張させて頂きありがとうございました。