6月4日に第116回 日本耳鼻咽喉科学会群馬県地方部会学術講演会が行われました。
今回の特別講演は、東北医科薬科大学 耳鼻咽喉科 教授 太田 伸男 先生に御講演頂きました。
『耳鼻咽喉科免疫関連疾患のパラダイムシフト ~鼻アレルギーを中心に~ 』という内容で、臨床から基礎研究に至るまで幅広い内容で、大変有意義な御講演を行って頂くことが出来ました。
太田先生、遠路はるばるご足労頂き、ありがとうございました。
群大耳鼻科医会からは6名の医師が発表を行いました!
桐生厚生総合病院の萩原先生は「肺癌側頭骨転移により生じた顔面神経麻痺の一例」という稀な病態について、文献的考察を交え発表いたしました。
群馬大学の高安先生は「当科における頭頸部癌再建手術の最近8年間の症例検討」と題し発表されました。
群馬大学の桑原先生は「免疫チェックポイント阻害剤を使用した頭頸部悪性黒色腫の2例」と題し、近年話題になっている免疫チェックポイント阻害薬の当科での使用経験について、その有害事象を中心に発表いたしました。
群馬大学の坂倉先生は「頭頸部癌における骨髄系細胞の動向と新規免疫療法」と題し、腫瘍微小環境における骨髄系細胞の機能、治療標的としての可能性等について概説いたしました。
群馬大学の新國先生は「嗅覚脱失患者におけるn一プロピルメルカプタン認知検査の有用性について」と題し、当科専門外来にて施行している嗅覚検査の特徴と有用性について発表いたしました。
館林厚生病院の御任先生は「当科における突発性難聴の治療成績についての検討」と題し、館林厚生病院における突発性難聴治療症例の特徴や予後等について概説いたしました。
皆様、お疲れ様でした!