HOME > お知らせ > 新着情報 > 学会報告 > 第30回日本頭頸部外科学会

お知らせ

第30回日本頭頸部外科学会

シニアレジデントの内田です。

1月30日、31日の2日間、第30回日本頭頸部外科学会が沖縄県宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで行われました。

 

群大からは、私と井田先生が口演発表を行いました。

また、近松教授、来年度入局予定の河本先生、入局を考えている研修医1年次2人、学生1人が学会に参加しました。

私は1月29日に沖縄入りしました。沖縄は暖かいだろうと思い込んでいましたが、行った時は沖縄で一番冷え込む時期であり、肌寒かったです。

慌てて1人で沖縄居酒屋へ行き、オリオンビールで温まりました。

 

 

1月30日の学会初日、私は教育セッションを聞いた後、ハンズオンセミナーに参加しました。

ハンズオンセミナーでは、頭頸部エコー界で著名な先生方から、エコーの基本や診察について、リンパ節の構造についてなどを学び、さらに先生方から指導を受けながら、グループに分かれて実際にエコーで診察をしました。

知っているようで知らないことが多く、自分の診察にエコーをもっと取り入れたいと思いました。

 

学会初日の夜は研修医と学生さんを交えて有名ステーキハウスへ。

中身がぎっしり詰まったお肉がおいしかったです。

偶然席が隣同士となった富山大学医学部耳鼻咽喉科の教授の將積先生と写真をパシャリ。

先生から群馬の研修医たちに直々に耳鼻科の勧誘をしていただきました(ありがとうございました!)。

 

1月31日は私と井田先生の発表の日でした。

井田先生は、『当科におけるTOVSの検討』という演題名で発表され、当院のTOVSの成績、改善点などをご報告されました。

ツッコミどころのない詳しい説明に「さすが井田先生、発表というより講演を聞いているよう」と教授も唸るほど。

今後TOVSを取り入れるという他病院の先生からの質問に対し的確なアドバイスもされていました。

 

私は『内視鏡下鼻内手術にて治療した巨大顎骨嚢胞の2例』という演題名で発表をしました。

巨大な鼻口蓋管嚢胞、含歯性嚢胞の2例を経験し、ESSによる嚢胞開放術が、安全かつ低侵襲的に行えるという内容です。

初めての学会発表であり緊張しましたが、無事に練習通りに発表ができました。

松山先生を始めとする先生方、添削やご指導ありがとうございました。

 

1月31日の夜は井田先生以下若手で居酒屋へ。

串焼き、あぐー豚鍋がおいしかったです。

研修医と学生に、耳鼻科がいかに良い科かを力説しておきました。

 

翌日は皆さん帰途につかれましたが、私はせっかくの沖縄ということで海の中へ行ってきました(体験ダイビング)。

外国からの観光客と仲良くなりながら、海底散歩をし、ニモに会ってきました。

冬の海もとてもきれいでした!

 

初めての学会発表を行い、これから臨床現場でもっと疑問点を見つけ出し、調べて議論し、再び学会で報告できたらと思いました。

これからも精進して参ります。

今回の出張をご支援くださった、医会・同門会の先生方にこの場を借りて感謝申し上げます。ありがとうございました!

以上、内田から学会報告でした。

トップへ戻る