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お知らせ

第30回頭頸部外科学会 その2

このたび第30回頭頸部外科学会に参加させていただきました、学生の角張と申します。

この1月の4週間、選択実習として群大耳鼻咽喉科をまわらせていただき、今回は実習の一環として、学生の分際ながら学会に参加させてもらう次第となりました。

参加とは言っても、発表を聞くばかりで、特段学生の私が何かしたという訳ではなかったのですが、簡単に感想を述べさせていただこうと思います。

(一緒に参加された先生方からは「学術的なことはいいから、簡単にフレッシュな内容でお願いね!」というお言葉をいただきましたので、本当にざっくばらんに書かせていただきます。稚拙な文章になってしまうことご了承ください。)

 

私自身は、このような全国規模の大きな学会に参加させていただくこと自体が初めてで、加えて会場が『沖縄』ということで、緊張半分、嬉しさ (?) 半分といった心の持ちようで臨みました。

沖縄に着くと、冬の沖縄ってこんなに寒いの!?というくらいの体感温度の低さに驚きました(後日、現地の方にうかがうと、前週までは24〜5℃あったのに、学会期間中のこの数日だけがこの冬一番の寒さだったそうです…)。

 

当日の学会会場では右も左も分からず、まさに右往左往といった感じでしたが、そんな私でも、一部の「教育セミナー」や「学生・研修医セッション」では、この4週間の病院実習で学んだこと・経験したことを思い出しながら、学生ながらに「なるほどなぁ」などと思う講演・発表内容も多々あり、非常に勉強になりました。

加えて、本学会の発表内容は一口に「頭頸部外科」といっても、実に多岐にわたる分野・内容が取り上げられており、正直難しい話もある中でも、あまり飽きることなく発表を聞くことができました。

また、学生の我々も講義・実習の一環で症例をまとめてスライドで発表したり、質問し合ったりといった機会は多々ありますが、発表の仕方やスライドの作り方をはじめ、質疑への的確な対応力、逆により議論が深まるようなフォロワーからの質疑など、耳鼻科領域に限らない部分でも学ぶことができた部分もあったように思います。

特にスライドの作りと発表時の口調などは勉強になりました。

普段何気なく見ている講義中の先生方のスライドにも様々な工夫があるのかなと、気付かされた気がします。

 

前述の学生・研修医セッションでは、卒後1-2年目の先生方が堂々とした発表をされていましたが、自分もそう遠くない数年後にはこのような発表ができているのかなと不安に思うと同時に、不安だけれど自分も少しやってみたいな!などという想いも生まれました。

学会というものの雰囲気や流れ、作法などを学生のこの時期にいち早く知れたというのが、最も大きな収穫だったかなと考えています。

(一つ残念なことは、会場の宜野湾にあるコンベンションセンターは、どうやらすぐ外はエメラルドグリーンの海が広がっていたらしいのですが、強風による寒さで全く外に出る気が起こらず、見られなかったことくらいです。)

 

夜は参加者全員で恒例(らしい?)の食事会でした。

沖縄といえばゴーヤチャンプルー、ジーマーミ豆腐、沖縄そば…などなど郷土料理の印象が今まで強かったのですが(実際、個人で以前旅行に来た時はそんなものばかり食べていましたが)、街中を見ると、結構ステーキ屋さんが多いことに驚きました。

沖縄はステーキ文化がかなり根付いているらしく、締めステーキなんて言葉もあるくらいらしいです。

美味しいステーキとオリオンビールご馳走になりました。

実に肉肉しいお肉に、喉越し爽やかなオリオンビール最高でした。

 

大会中は参加された先生方、研修医の先生方と耳鼻科の話に加えて、学会全般の話や今後の医師としてのキャリアの話など実に多岐にわたる話をたくさんさせていただきました。

移動日込みで4日間という期間でしたが、非常に濃密な時間となりました。

何より楽しむことができました!

今回私の学会参加に協力してくださいました全て方々に、この場を借りて感謝申し上げます。

ありがとうございました。

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