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お知らせ

第3回免疫アレルギー感染症学会総会 学会報告

皆様

 

どうも、井田です。

この度、和歌山で開催された日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー感染症学会に参加してまいりましたので、恒例の学会報告記です。

 

私自身初めての和歌山でしたが、到着してまず最初の感想は「とにかく遠かった」です!笑

新大阪から特急「くろしお」に乗り換え、そこから更に一時間+α、なかなか乗ることのないローカルな特急に揺られ何とか到着。

和歌山駅の印象は・・・・前橋以上、高崎未満といった印象でした。なんとなく、群馬に似た雰囲気を感じる絶妙なローカル感。

写真は夜の駅前商店街ですが、あれ前橋の商店街?と見間違えるくらい似ており、生粋の前橋人の僕としては少し安心を得ました。

 

さて、本題の学会ですが当科からは座長として近松教授、また多田先生と僕の三人が参加いたしました。

多田先生は「ニボルマブ治療における再発転移頭頸部癌患者のSystemic inflammatory markersについての検討」の題で日頃のリキッドバイオプシーについての研究結果を発表されたほか、「ダイバーシティな視点からの臨床・研究」のセッションでトリとして登壇され、余裕とユーモアを交えた発表で会場を大いに沸かせました。

僕は「HPV関連頭頸部扁平上皮癌の循環癌細胞および腫瘍微小環境における上皮間葉転換遺伝子発現解析とその臨床的意義の検討」の題で、大学院時代の研究結果をまとめて奨励賞演題として発表しました。奨励賞発表の会場はとても広く、目の前には審査員の先生方がいらっしゃる状況で、膝が震えました。嬉しいことにたくさんの質疑応答をいただきましたが、壇上の上では緊張のためか頭の中が真っ白になり、満足のいく応答とはいかず、、、発表が終わって落ち着くと「もっとこう答えればよかった」と後になってアイデアが湧いてきて、、、悔いが残る結果でした。しかしながら自分の経験の浅さや未熟さを痛感するとともに、研究の新しい観点にも気付くことができました。残念ながら奨励賞受賞とはなりませんでしたが、非常によい経験ができたと思っています。

恒例の学会グルメですが、タクシーの運転手さんに地元グルメを伺ったところ、梅干し(紀州梅)、みかん、和歌山ラーメンとのことでしたので、そのまま有名店へGO!

普段は節制のためラーメンを食べることはほぼ無い自分ですが、学会気分も合間って久しぶりのラーメンを堪能しました。感想は「とってもコクが強い醤油ラーメン」という感じでした(食レポ無理です)!

和歌山ではラーメンと一緒に、「早すし」という一口大の鯖の押し寿司を合わせて食べる文化があるそうでこちらもチャレンジしました。食べてみるとこってりした和歌山ラーメンによく合うのがこれまた不思議な体験でした。

 

最後に、サプライズな発表です。

なんと、2026年の当学会総会・学術講演会について、当科近松教授が会長に就任され、群馬で開催することが発表となりました!!まだ先の話ですが、全国からいらっしゃる先生方に魅力的な学会を提供できるよう、医局員一同で入念に準備を進めたいと思います☆

 

この度は学会参加の貴重な機会を頂きありがとうございました。医局員・同門会のの皆様にこの場を借りてお礼申し上げます。

 

井田

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