こんにちは、笠井です。
2025年9月11日〜12日に北海道・函館で開催された日本口腔・咽頭科学会に参加いたしました。私の発表は9月11日に予定されていたため、前日の10日から函館に前泊しました。
■ 9月11日
群馬から函館までは、高崎駅から大宮駅まで約30分、大宮駅から新函館北斗駅までは新幹線でおよそ4時間半の道のりでした。
前日の長旅の疲れをホテルでしっかり癒し、翌朝はすっきりとした気分で目覚めることができました。「今日は初めての学会発表、頑張るぞ!」と気合いを入れて一日をスタート。
まず向かったのは、なんと一杯7,700円のウニ丼が名物という、ウニ専門店。
事前に予約をしており、同期と先輩とともに、人生で最も高価などんぶりをいただきました。
あまりのおいしさに語彙力を失いましたが、それほどまでに感動的な味でした。
食後に会計をしようとしたところ、なんとすでに先輩が全員分をごちそうしてくださっていました。
改めて耳鼻科の先輩方の器の大きさ、懐の深さを実感しました。
おいしいウニ丼で満腹になったあと、「少し運動しようか」という話になり、函館ならではのアクティビティを探していたところ、イカ釣りを見つけました。
私は(こんなこともあろうと)スーツを着ていなかったので、率先して釣りに挑戦。
元気のいいイカを狙っていたせいか、釣り上げた瞬間にイカが勢いよく水を噴き出し、私のズボンはびしょ濡れに。スーツじゃなくて本当に良かったです。
釣ったイカも、その場でおいしくいただきました。
その後、一度ホテルに戻ってスーツに着替え、いよいよ学会会場へ。
ウニとイカの栄養をたっぷり吸収したおかげか、人生初の学会発表も、緊張しながらも堂々とこなすことができました。
発表時間は7分、質疑応答は3分。質問も途切れることなくいただきましたが、なんとか無事に対応することができました。
発表後は、すでに登場した同期1名・先輩1名に加え、なんと教授も参加してくださることになり、心もお腹も満たすべく寿司屋へ向かいました。
しかし、到着しても教授の姿が見当たりません。
実は、教授が予約していた羽田発の飛行機が欠航となってしまったとのこと。羽田空港にまで行かれていた教授は、一時は帰ろうかと迷いつつも、まるで『鬼滅の刃』の炭治郎のような強い意志で、新幹線に乗り函館に向かっておられるとのことでした。
そのお話を聞いたとき、新幹線でとても大変な時間を過ごしているだろうと思いながらも、私たちの寿司を握る手は止まることがありませんでした。
それよりも、「教授の分も食べるんだ!」という強い使命感を持って、お寿司と向きあっていました。
以上、9月11日の学会参加記録でした。
その他の詳細は、同期の報告もぜひ参考にしてください。