下記の論文が掲載されました。
Fukushima Y, Shimizu T, Kakubari T, Kumasaka S, Ozaki D, Sato Y, Takeuchi T, Motegi M, Chikamatsu K, Tsushima Y. Pretreatment L3 Skeletal Muscle Index Is Associated with Severe Oral Intake Impairment and a Longer Treatment-to-Discharge Interval in Patients with Head and Neck Squamous Cell Carcinoma Receiving Definitive Chemoradiotherapy. Cancers 2026, 18(16), 2677.
頭頸部癌に対する化学放射線療法では、治療中に強い嚥下障害や栄養状態の悪化をきたし、治療後の退院までに長期間を要する患者さんがいます。本研究では、治療開始前のCT画像を用いて骨格筋量を評価し、こうした治療経過を予測できるか検討しました。
その結果、腰椎第3レベル(L3)で測定した骨格筋量が少ない患者では、治療中に重度の経口摂取障害を生じやすく、治療開始から退院までの期間も長くなる傾向が認められました。一方、より簡便に評価できる頸椎第3レベル(C3)の筋肉量では、同様の関連は確認されませんでした。
本研究から、治療前の全身の筋肉量を評価することが、化学放射線療法を受ける患者さんの栄養・嚥下に関するリスクを早期に把握し、適切な支持療法を計画する手掛かりとなる可能性が示されました。
論文はオープンアクセスです。
下記のページよりご覧頂けます。
https://www.mdpi.com/2072-6694/18/16/2677


